Bodhi Linux

 

ボダイ リナックス


Bodhi Linux 4.1.0 よりテーマが変更された。
Bodhi Linux 4.1.0 よりテーマが変更された。
AppPack は Chromium や LibreOffice なども含まれている。
AppPack は Chromium や LibreOffice なども含まれている。

Bodhi Linux

 

Bodhi=ボダイ=菩提。仏教用語です。Ubuntu ベース

当初は Enlightenment デスクトップ を採用していましたが、

3.0.0 で採用された e19 でクラッシュが多発するなど動作に不満があり、
安定動作していた e17(Enlightenment 17)を派生した

Moksha デスクトップ として Bodhi Linux 3.1.0 から採用されています。

2016年10月、Ubuntu 16.04 LTS ベースの Bodhi Linux 4.0.0 が公開されました。

 

運営者一時期独自に Web サイトを設置して支援している状況でしたが、

言語対応が独特で環境を整えるのが初心者には難しく、
利用者も減少し、サポート面にも不安があります。

(使用環境の考慮上 ISO サイズを小さくするため言語対応を予定していません)

 

2017年6月1日 に Bodhi Linux 4.2.0 が公開されています。


アップグレード

Bodhi Linux 3 は Ubuntu 14.04 LTS ベース、

Bodhi Linux 4 は Ubunru 16.04 LTS ベースとなり、
大きくパッケージが異なります。

そのため 3 系から 4 系へ apt などでのアップグレードは行えません。

4.0.0 を新規インストールしなおすのが推奨されています。

なお 4.0.0 Beta 辺りから使用していた場合、そのまま使用して問題ないようです。

 

3.1 以降から 3.2.1 相当へは apt-get upgrade で更新されます。

3.0 は Enlightenment e19 のため、

Moksha が採用された 3.1.0 以降への更新は再インストール推奨です。

 

4.0.0 も apt-get upgrade で 4.1.0 とほぼ同等になりますが、

カーネルとテーマは手動でインストールが必要です。

テーマは次のコマンドです。

 

$ sudo apt-get install bodhi-moksha-theme-arc bodhi-moksha-theme-arc-dark


ISO の種類

Bodhi Linux 4.2.0 で配布形態が変わりました。

 

Standard と AppPack は 64 ビットのみ になりました。

  • Standard = bodhi-4.2.0-64.iso
  • AppPack = bodhi-4.2.0-apppack-64.iso

AppPack はアプリが最初から多く入っている ISO です。

ブラウザは Chromium がデフォルトになっているため、
日本語サイトの表示には最適ですが、

一方でスペックによってはかなり重くなります。

LibreOffice なども含まれています。

日本語フォントも含まれているため、初心者は AppPack がおすすめです。

 

Legacy は 32 ビット 向け となります。

  • Legacy = bodhi-4.2.0-legacy.iso

Legacy は 非 PAE カーネル になっています。

そのため、他の Ubuntu・派生 とは異なり、起動可能な機種が多いです。

PAE カーネルへの更新は apt で可能です。
メモリが 4GB を超える場合は変えた方が良いでしょう。

 

Torrent も使用可能です。Bodhi Linux では法的懸念はありません。

ただし他所で公開されている Torrent でトラブルが発生しているため、

公式のダウンロードページにある Torrent をご利用下さい。


パッケージ操作の注意

Bodhi Linux 4.0.0 以降 -get のつかない apt コマンドでは
Bodhi 特有のパッケージを対象にしません。

apt-get または apt-cache では正常に動作します。

例えば bodhi-theme-moksha-〜 は Moksha で使用できるテーマが揃っています。

 

$ sudo apt-cache serach bodhi-

$ sudo apt-get install bodhi-theme-moksha-radiance

 

代わりに Synatpic も使用できます。AppPack には含まれています。

 

$ sudo apt-get install synatpic

 

apt コマンドで使用したい場合、
/etc/apt/sources.list.d/bodhi.list を root 権限で開き、

http://packages.bodhilinux.com を含む行

deb の後に [trusted=1] を追加して下さい。

 

deb [trusted=1] http://packages.bodhilinux.com/bodhi xenial b4main


インストール

インストールは Ubuntu のインストーラー です。

 

AppPack では日本語フォントが含まれていますので、

そのまま起動してインストールを進める事ができます。

左下メニューアイコンの右に Bodhi Linux のアイコン(葉っぱ+円)があります。

これがインストールアイコンですのでクリックし、

日本語 を選択して進めて下さい。
アイコンが表示されていない場合は、
メニュー - Applications - Preferences - Install Bodhi Linux 〜
となります。

 

Bodhi Linux 3 系と 4 系 AppPack 以外では
日本語フォントが ISO には含まれていないため、そのままだと文字化けします。

まず、メニュー(左下) - Applications - System Tools - Terminoogy を起動し、 

日本語フォントをインストールします。

 

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install fonts-takao-pgothic

 

fonts-takap-pgothic の代わりに fonts-vlgothic など、
システムフォントとして適用される日本語フォントであれば構いません。

この後インストールを進めて下さい。

 

ディスクのパーティション数が多い場合、
パーティションの選択肢で その他 を選択するとウインドウがはみ出しますが、

その後の操作でウインドウからはみ出した下部分が欠けて表示されてしまいます。

最大化 (右上の ^ ) を行い、戻すと表示されるようになります。

Alt キーを押しながらドラッグするとウインドウが移動できるので、

これで進めて下さい。


日本語化

インストール後もほぼ英語表示のままです。日本語化作業が必要になります。

 

メニュー - Applications - System Tools - Terminogy を起動し、 

次のコマンドを実行します。

 

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get dist-upgrade

$ sudo apt-get install language-pack-ja language-pack-gnome-ja fonts-takao fcitx-mozc

 

AppPack は次もインストールして下さい。

 

$ sudo apt-get install chromium-browser-l10n libreoffice-l10n-ja

(バージョンによって chromium-browser-l10n はすでに入っている場合あり)

 

次に メニュー -  Settings - Modules を起動します。

Module Settings ウインドウを最大化し(ウインドウ右上の

上項目の Settings タブ内で Language を選択し、Load を選択します。

ここで一度 ログアウト → ログイン するか、Bodhi Linux を 再起動 して下さい。

 

メニュー - Settings Panel を起動し、上部 Language を選択し、
3 項目
を順次選択し、日本語 または fcitx を選択します。

再度 ログアウト → ログイン するか、Bodhi Linux を 再起動 して下さい。

 

なお、Moksha 関連のアプリは英語のままです。

これについて「Locale(言語) 対応は行わない」と明言されています。

(Bodhi Linux の方針上サイズを大きくしたくないからでしょう。

 各言語のサポート的な問題もあります)

日本語表示にしたい場合は他のアプリをインストールして代用して下さい。


インストール・初期設定の動画

32 ビット環境は Legacy 必須になりました。

動画では PAE を外しています。これでも動作可能です。

Standard でも同じ手順となります。

 

64 ビット環境は AppPack を使用するのが楽です。


Caps Lock ランプが点灯する

Bodhi Linux 4.0.0 でログイン後、Caps Lock ランプが点灯した状態になります。

しかし、実際の入力は小文字のままで、

Caps Lock の操作をすると正常になります。

これは開発段階で不具合として確認されています。


ファイルマネージャが見つからない

メニューの Places が何も表示されない

Bodhi Linux 4.0.0 ではファイルマネージャとして PCManFM が含まれています。

Places から表示できるために、アイコンを消しているのですが、

英語以外で表示した場合に Places が動作しないために

メニューからファイルマネージャを開く事ができない状態になっています。

 

PCManFM を再インストールすると、メニューに表示されます。

 

$ sudo apt-get install --reinstall pcmanfm

 

Places は メニュー - 設定 - 設定パネル を起動し、上部 ファイル タブより

Places を選び、アンロード で非表示になります。

 

Places で表示されない問題は開発版の段階で確認され、不具合報告されています。


シェルフ(Shelf)のシステムトレイが移動できない

シェルフ(Shelf=トレイ=タスクバーの事) は

右クリック-Begin Moving Gadgets で各部(ガジェット)を移動する事ができますが、

システムトレイの部分に枠が表示されず、移動できない場合があります。

 

この場合はテーマを Default、Bodhi Linux 4 では MokshaGreen に変更して

Begin Moving Gadgets にすると枠が表示されるので、

求める場所に動かしてから、使用したいテーマに戻して下さい。


root 権限のアプリがメニューから起動できない (Bodhi 4)

Ubuntu の 言語サポート(パッケージ language-select-gnome)を使用して

言語パッケージのインストールやシステム言語を設定した後などに

Synaptic などの root 権限での操作を必要とするアプリが

メニューから起動した場合に起動できない事を確認しています。

ターミナルからの起動は可能です。

 

$ sudo synaptic

 

2017年5月、コード修正により改善が得られているため、

パッケージを最新状態にする事で改善できます。