Slint

(Slackware internationalization project)

Slint 14.2 Xfce
Slint 14.2 Xfce
Slint 14.2 KDE。Slackware を継承し、まだ KDE 4 になっている
Slint 14.2 KDE。Slackware を継承し、まだ KDE 4 になっている

Slint - 14.2 からの新しい Web サイト

Slint/old/ - 14.1 までの Web サイト。まだ移行しきれていないため残されています

 

Slint 14.2 より Slackware Linux に加えて Salix からも機能を取り入れたため、
「Slackware と Salix の派生」になりました。

 

インストーラーは CLI のみのため、英語でインストールする必要がありますが、

インストール後は日本語で使用できます。
パッケージは Salix、その他 Slackware の手順を Slint でも使用できます。

 

ヤナギとボンサイ - Salix 日本語情報サイト

Slackware をつかおう - Slackware Linux 日本語デスクトップ構築支援サイト


起動とインストール


インストールは完全フルインストールのみです。
これだけで容量は約 9.5 GB になります。パーティションサイズにご注意下さい。

(KDE を削除すると約 8 GB)

 

ISO を起動した直後は言語選択になりますが、Japanese はありません。

(CLI で日本語表示が行えないため)

Install Slint 〜 in English (USA) になるでしょう。

root でログインした後、setup でインストーラーが起動します。

ここで cfdisk でディスク・パーティション操作も可能ですが、

CLI 操作に不慣れな場合は予め別の Linux で
パーティションを生成しておいてもいいでしょう。

 

インストーラーは Slackware Linux とほぼ同じインストーラーです。

ただし、インストール中のパッケージは 1 行ずつ表示されるなど、

細かいところで違いがあります。

 

一つ一つの手順は次のページを参照して下さい。

 

入手・インストール | Slackware をつかおう


日本語化


インストールで言語選択に ja_JP.utf8 を選択していれば、

インストール直後から日本語表示になっているでしょう。

グラフィカルログイン画面を選択している場合は、
デスクトップ で Xfce や KDE などを選択できます。

キーボードは us 表示になっていますが、
ここは変更しなければインストール時に使用したキーボードになっています。

 

scim-anthy もインストールされていますが、起動するようになっていません。

素早いのはターミナルから root 権限で次のコマンドです。

これは全ユーザーで有効になります。

 

$ su -

(root パスワードを入力)

# chmod +x /etc/profile.d/scim*

 

またはホームフォルダに .xprofile を生成し、次を含めます。

この場合は生成したユーザーで有効になります。

 

export GTK_IM_MODULE=scim

export QT_IM_MODULE=scim

export XMODIFIERS=@im=SCIM

/usr/bin/scim -d

 

fcitx-mozc を代わりに適用できます。
ただしソースからのビルドなので、少し時間を要します。

 

# slapt-src -u

# slapt-src -i fcitx-mozc

 

代わりに Slint Control Centerメニュー - システム に含まれている
Sourcery から fcitx-mozc をインストールする事も可能です。

 

~/.xprofile は次のように変更します。
fcitx のアプリ自動起動は含まれるので、考慮する必要ありません。

 

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=FCITX

 

ログアウト→ログイン、または Slint を再起動 して、
SCIM または Fcitx が起動し、日本語入力できる事を確認して下さい。


インストール・初期設定の動画

Slint をインストールし、設定を行って、日本語環境を整えている動画です。

インストーラーは CLI ですが、その後の起動は日本語表示なので、

大きく操作に困る事はないでしょう。


パッケージの管理


 

Slint 14.2 より Salix 派生となったため、
パッケージ管理は通常 slapt-get(Slackware などのバイナリーパッケージ)および
slapt-src(SlackBuilds.org のソースパッケージ)を用います。
(14.1 までと標準パッケージ管理が変わっているのでご注意下さい)

代わりに Gslapt および Sourcery を用いて GUI でも操作可能です。

詳細は次のページを参照して下さい。

 

管理・日本語化 | ヤナギとボンサイ

 

slapt-get は Slackware 以外のリポジトリからの提供パッケージに対応しています。

更に GUI で操作できる Gslapt・Sourcery もある事から、
派生では slapt-get・slapt-src の採用が増えてきています。

slackpkg そのものは Slackware のリポジトリしか参照しないため、

slackpkg+ で他のリポジトリに対応する必要があります。

ただし、slackpkg でないと行えない操作があるため
slackpkg そのものは Slint 14.2 でも含まれています。


KDE を削除する

3D に対応していないグラフィックの環境であれば、
KDE をまともに動作できないため、削除しても良いでしょう。

これで容量が約 1.5 GB 空きます。

 

slapt-get・slapt-src ではまとまったパッケージを削除できません。

そのため、slackpkg を用いて削除します。

 

ミラー情報を編集します。 JAPAN のどこかで行頭 # を外します。

 

# pluma /etc/slackpkg/mirrors

 

あとは次のコマンドで KDE の関連アプリを削除します。

 

# slackpkg remove kde

 

パッケージ一覧が表示されるので、残したいアプリなどは残す事が可能です。