Q4OS

Q4OS

 

Debian ベース、デスクトップは Trinity

Windows XP に近いメニューとテーマを採用し、

懐かしさを感じる仕様になっている。

実際に Windows XP を使用していたパソコンへのインストールもおすすめ。

 

ページの記載は 2017年4月公開の Q4OS 1.8.4 で記載しているが、

2017年6月公開の Q4OS 1.8.7 でも変化ない事を確認済みである。
Debian 8 Jessie ベースとなっている。
Trinity の対応上、今後も安定版ベースでの公開になるだろう。

 

Debian 9 Stretch ベースは 2017年7月 にテスト版として公開されているが、

運営者が確認したところ、uim の動作に問題がある事を確認している。

これにより、入力メソッドを用いた日本語入力は現状難しそうだ。

ただし、Trinity そのものが Debian 9 対応している状態ではないため、

一時的な問題の可能性がある。

 


ダウンロード

Q4OS - Files - Stable | SourceForge

 

SourgeForge からダウンロード。日本ミラーは JAIST があり、

ISO サイズも小さいので、はやければ数分でダウンロードできるだろう。

ISO の種類は次の通り。インストール後の状態に違いはない。

  • q4os-〜 - CLI インストール。インストーラーが起動する
  • q4os-live-〜 - ライブ起動付。GUI でインストール可能

インストール

q4os-〜.iso の場合は CLI インストーラーとなる。

Debian のインストーラー の CLI 版で日本語表示が可能なので、

この手順に慣れていれば、問題なく操作できるだろう。

 

起動メニューの NO questions, FULL automated

インストール手順の選択肢が一切なく、
ディスク内全体を Q4OS へインストールする。

ディスク内は削除されるので注意。

 

q4os-live-〜.iso は Linux Mint Debian Edition のインストーラー が使われている。

こちらも日本語表示で進める事ができる。

CLI インストーラーに慣れていない場合はこちらが無難だろう。

また CLI の起動に失敗した場合でも、こちらは正常に起動できる場合がある。


初期設定

インストール後、はじめて起動すると初期設定画面が表示される。

ネットからパッケージをダウンロードしようとするので、

この段階でインターネット接続をしておく事。有線が無難だろう。

 

言語の確認。Japanese と出ていれば Yes を選択。

 

言語ファイルのインストール。
少し待つ。

 


プロファイルの選択。一番下は追加パッケージなし。一番上はフル。

 

パッケージの追加。
選択肢によってしばらく待つ。

 


プロファイルで Full〜 を選択した場合は
Chromium や VLC など、よく使われそうなアプリをインストールするが、

安定している光回線でも 1 時間以上要するので注意。

他の OS とマルチブートであれば、インストール後に他の OS から

/etc/apt/sources.list.d/ 内を参照し、(sources.list には記載がない)
ftp.debian.org を ftp.jp.debian.org に置き換えると

ダウンロード時間ははやくなるので、もう少し短くできる。

追加パッケージなしで 2GB 満たず、Full の場合でも 5GB だった。


日本語化

初期設定までに日本語表示は可能になっている。

そのため日本語化を行う最小限の操作は入力メソッドのインストールのみだ。

Konsole を起動し、次の操作を行う。
Full インストールで Synaptic が入っている場合は Synaptic で操作しても良い。

 

$ sudo sed -i 's|ftp\.d|ftp\.jp\.d/\$|g'  /etc/apt/sources.list.d/*

$ sudo apt update

$ sudo apt dist-upgrade

$ sudo apt install uim uim-anthy uim-mozc

 

代わりに次の手順を用いても良い。
この場合は uim-Anthy&Mozc・Firefox・LibreOffice などがインストールされる。

 

sudo sed -i 's|ftp\.d|ftp\.jp\.d/\$|g'  /etc/apt/sources.list.d/*

$ sudo apt update
$ sudo apt dist-upgrade
$ sudo apt install task-japanese task-japanese-desktop

 

なお、Trinity のアプリは Fcitx では入力できない。上の手順で uim を使用するか、

アイコンの問題があれば、代わりに SCIM をインストールしてもいいだろう。


インストール・初期設定の動画

最小限のデスクトップ環境を整えた手順。

パッケージのインストールは Synaptic を用いている。