deepin

 

ディープイン


Deepin Technology Community (英語)

 

中国発の Linux。独自の Deepin デスクトップ環境 が採用されているため、

世界的には意外と注目があります。

2017年1月に Web サイトが変化しているのでご注意下さい。

 

Wuhan Deepin Technology Co.,Ltd. | GitHub

 

Deepin は GPLv3 などのライセンスを採用して、ソースが公開されています。

そのため悪質なコードが含まれている懸念は低いです。

Deepin 15 系は Debian unstable(testing ?)リポジトリをベースに

独自リポジトリで公開されていますが、

ある特定日の状態を同期し、セキュリティ更新などの更新に留めています。

 

Planning | Deepin Technology Community (英語)

 

2017年4月 deepin 15.4 が公開されました。このページは 15.4 反映済みです。
テキスト表記は「deepin」と頭文字も小文字に変更されています。

Deepin デスクトップ環境 の表示が変化しています。

日本語もある程度改善されていますが、英語に戻ってしまったところもあります。

15.3 を使用していた場合、パッケージの更新で 15.4 へ更新されます。


ISO のダウンロード・書き込み

Files - deepin | SourceForge

 

ミラーがいくつかあり、その一つに SourceForge があります。

SourceForge は日本で JAIST がミラーしています。

そのため素早いダウンロードが可能です。

また、Google ドライブ もミラーとして使用されています。

 

公式サイトで公開されている日本のミラーは次があります。

 

Tsukuba WIDE Public Mirror

KDDI研究所

 

ISO は DVD 向けです。USB メモリではそのまま dd などで入れても起動できません。

以前は Unetbootin を使用して起動できましたが、
運営者が最近試して起動できませんでした。

専用ツール deepin-boot-maker が存在します。こちらは起動できるかもしれません。
.deb パッケージの他、macOS・Windows 版も存在します。

 

cdimage.deepin.com/applications/deepin-boot-maker/


インストール

Deepin は現在もライブ動作しません。ISO からはインストーラーが起動します。

インストーラー手順は短く、すぐにインストールできます。

 

deepin 15.4 でインストーラーが変化しました。手順は従来とほぼ同じです。
メッセージが変化したため、日本語 を選択しても英語表示になります。

 

ISO 起動時。起動に問題がある場合は

Deepin Failsafe で確認して下さい。

 

言語選択。日本語 があります。

15.4 で表示が改善しました。

 


VirtualBox などを使用している場合、ここで 1 画面確認表示があります。

 

アカウントの作成。左上キーボードが

英語です。日本語に設定可能です。

ただしインストールには反映しません。

 

インストール先を選択します。

expart で GRUB の指定もできますが、

旧バージョンでは不具合がありました。

 


英語キーボードは変更してもインストール後は英語キーボードになっています。

 

通常インストールした場合は MBR にブートローダーをインストールします。

GRUB 2 で他の OS も検出しているので、その点では安心でしょう。

他の Linux で GRUB を管理している場合、
その Linux を起動して update-grub すれば良いですが、

deepin 自身のパーティションに boot(GPT の場合は esp)フラグを付けるので

GParted などでフラグを解除する必要があります。

 

インストール画面。

下にインストール進捗度が出ています。

インストール完了。

ボタンを押して再起動します。



日本語化

インストールは日本語で行う事で、最初の起動から日本語表示になります。

入力メソッドは入っていませんが、apt を使用でき、

fcitx-mozc などを容易にインストール可能です。

 

まず、英語キーボードになっているため、日本語キーボードへ変更します。

 

コントロールセンター アイコンをクリックすると右に表示が現れます。

 

左下の Keyboard and Language を選択します。

 

「英語(US)」になっている Keyboard Layout を選択し、

Add Keyboard Layout を選択します。

 

ここで 日本語 を選択するのですが、

日本語は J ではなく R にある事にご注意下さい。

 

 

選択後、日本語 を選択します。

 

次にミラーサーバーを変更します。

 

コントロールパネルの一覧より Update を選択します。

 

Update Setting を選択し、Switch Mirror を選択します。

 

この画面で数分待たされます。世界中のミラーサーバをテストしています。

そのままお待ち下さい。

 

表示されたミラー一覧の中に

[JP] Tsukuba WIDE Public Mirror があるので選択します。

おそらく「Fast」と表示されているでしょう。

 

ただしこのミラーはシステムアップデート(パッケージ更新)のみです。

ターミナル を起動し、次のコマンドを実行します。

 

$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

 

テキストエディター が起動します。

http://packages.deepin.com/deepin/ を

http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/deepin/ へ変更して下さい。

 

閉じたら、引き続きターミナルで次のコマンドを実行していきます。

 

sudo apt update

sudo apt dist-upgrade

sudo apt install task-japanese task-japanese-desktop fcitx-mozc

 

 

ここまで行ったら ログアウト→ログイン または Deepin を再起動 します。

これで Fcitx アイコンが増えているでしょう。

テキストエディター などを起動し、日本語入力を試して下さい。


インストールと初期設定を行った動画です。

15.4 公開直後&夜 10 時〜11 時の動作という事もあり、

ダウンロードに時間を要しています。実際はもう少しはやいでしょう。


サイドバーの天気表示

右サイドバーでコントロールパネルの下に出ている … 部分へカーソルを動かすと

左右のアイコンが表示されます。天気と通知を切り替えます。

 

そのうち天気は日本の地名も対応しているようです。
英語または日本語表記で検索してみて下さい。 


Deepin デスクトップ環境

Deepin | デスクトップ環境

 

Deepin デスクトップ環境 としては他の Linux と共通動作になるため、

別途別ページにまとめてあります。


Google Chrome

標準ブラウザに Google Chrome が採用されています。

しかし、32 ビットではすでに更新が行われていません。

64 ビットも更新が遅いです。

 

派生元の Chromium を使用するのが一つの解決方法です。

 

$ sudo remove google-chrome-stable

$ sudo install chromium chromium-l10n

 

また、64 ビットでは Google Chrome 公式サイト から
.dep パッケージをインストールする事で

公式リポジトリを追加し、最新状態を保つのも有効です。

 

なお、他のブラウザを使用する場合、
Firefox はバージョンが古く、言語パッケージのバージョンが異なっているため、

Debian が標準採用する ESR 版をインストールするのがおすすめです。

 

$ sudo apt install firefox-esr firefox-esr-l10n-ja