Plop Linux

Plop Linux

 

Plop Boot Manager などを公開している作者 Plop による Linux です。

独自系で入力メソッドは入っていないため、整えるのは容易ではないですが、
ビットマップフォントでありながら日本語フォントが入っているので、
日本語表示で使用する事が可能です。

 

Plop Linux 4.3.2 の情報です。デスクトップは XfceFluxbox が入っています。


Live

ISO で他の Linux のように起動する事ができます。

日本ユーザーの場合、復旧目的で使用できるでしょう。

 

起動画面は次のとおりです。

 

通常起動のフォントは Plop 独特のため、

場合によってはフレームバッファモードで使った方が無難かもしれません。

 

起動すると CLI 状態の root ユーザーで自動ログインになります。

 

通常起動
通常起動
フレームバッファ起動
フレームバッファ起動

 

startx でデスクトップを起動できます。初期状態は Xfce です。

 

# loadkeys jp106

# export LANG=ja_JP.UTF-8

# startx

 

CLI 状態から # usefluxbox または

# usexfce4 でデスクトップを切り替えできます。

Fluxbox はあえて英語のまま(LANG=C)起動しても良いかもしれません。

 

Xfce
Xfce
Fluxbox (英語起動)
Fluxbox (英語起動)

 

起動メニューから Plop Boot Manager などを起動可能です。

 



Desktop

ハードディスクへ他の Linux 同様にインストールする場合は Desktop を用います。

記載がないところは Live の内容が流用できます。

 

インストール

.tar.gz で公開されています。インストーラーはないので、

他の Linux または Plop Linux Live で作業を要します。

 

パーティションを作成しておきます。

公式 Web は ext3 と記載されていますが、  ext4 でも問題なく動作可能です。

中身の ploplinux-desktop-(バージョン) 内を パーティションの / で

サブフォルダ・権限の構成そのまま展開します。

 

中の /etc/fstab を開き、パーティション名を変更します。

/dev/sda1 が / の場所、

swap も使用する場合は # を外して /dev/sda2 を変更します。

 

# Begin /etc/fstab

# Filesystem    mount-point ...

/dev/sda1    /        ...

#/dev/sda2    swap     ...

:

 

すでに GRUB などのブートローダーにあれば追記します。
/ が sda1 の場合、GRUB 2 での記載は次のとおりです。

 

set root=(hd0,1)

linux /boot/bzImage root=/dev/sda1

 

bzImage の「I」が大文字なので注意して下さい。initrd はありません。

root= のところは UUID で記載せず、パーティションで指定して下さい。
UUID にするとカーネルパニックで起動しません。
 

GRUB 1 での記載は次のとおりです。

 

root (hd0,0)

kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1

 

または lilo がブートローダーに入っています。

 

初期設定

日本語キーボードは /etc/rc.local の exit 0 より上に loadkeys jp106 を追加、

Xfce は 設定 - キーボード で別途設定して下さい。

 

root の日本語表示は /root/.bash_profile

export LANG=en_US.UTF-8 があるので、

export LANG=ja_JP.UTF-8 に変更します。

 

root の自動ログインを無効にしたい場合は、/etc/inittab にある

1:2345:reswapn/sbin/agetty --noclear tty 9600  -a root の

「-a root」部分を削除します。

root パスワードの変更 passwd も忘れないで下さい。

(root の初期設定パスワードは ploplinux です)

 

root ログインでデスクトップを表示させたい場合は

/root 内 .zlogin.autostartX を .zlogin に変更します。

 

タイムゾーンを日本標準時にする場合は次のコマンドです。

 

# ln -sf  /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

 

デスクトップ (X ウインドウ) に関連するプログラム等は主に /opt 内にあります。

例えばシステム向けの TTF フォントは /opt/share/fonts/X11/TTF/ です。

最初からシステムフォントで含まれている VL ゴシック を入れると良いでしょう。

 

ホスト名 ploplinux の変更は /etc/hosts(これは他の Linux と同等)と
/etc/sysconfig/network の HOSTNAME=ploplinux を変更します。


Vivaldi

Plop Linux には Web ブラウザに Vivaldi (ヴィヴァルディ) が入っています。

Chromium・Google Chrome・Opera と同じ Blink レタリングエンジンを採用し、

Google Chrome の拡張機能を使用可能です。

ただし、まともに動作させるにはある程度のスペックが必要になります。

 

Plop Linux は NetSurf も入っています。
Vivaldi の動作が困難な場合は NetSurf でとりあえず代用しつつ、

下に紹介している Pale Moon を試してみると良いでしょう。

 

拡張機能 Google 入力ツール を使用可能です。

これによってブラウザ上では日本語入力が可能になります。

 

その他メモ/入力メソッド/Google 入力ツール


Pale Moon

pminstaller はインストーラーが使用する yad の問題で動作しませんが、

Pale Moon 本体のバイナリーは動作可能です。

 

Download Pale Moon for Linux binaries

 

メニューの追加を行いたい場合は手動追加で行えます。

ただし /usr/share 内ではなく /opt/share 内になります。(アイコンは調査中)

一度行えば、更新は /opt 内へ新バージョンの Pale Moon を展開するだけです。

 

Installation and Uninstallation

 

Firefox アドオン Kitsune を用いて日本語入力可能です。

 

その他メモ/入力メソッド/Kitsune


ソースからのビルド

ソースからビルドする場合、./configure の代わりに次のコマンドを使えます。

  • myconfigure - /usr や /etc へインストール。CLI 向け。
  • myxconfigure - /opt へインストール。デスクトップ (X ウインドウ向け)

運営者が入力メソッドを試してみたところ、

Anthy は正常にインストールできるのですが、

SCIM は intltool のバージョンチェックでエラー→po ファイル生成でループとなり、

SCIM-Anthy は SCIM の検出ができない状態になっていました。

uim は make でエラーになっています。いろいろと改善が必要そうです。