BlankOn

BlankOn X Tambora (インドネシア語)

 

Debian ベース。独自のデスクトップ Manokwari を備えているため、

インドネシア向けでありながら注目されます。(以前は GNOME 2 でした)

公式サイトはインドネシア語です。Web 翻訳を使ってある程度理解できますが、

それ以前にサイトを表示するのに時間を要するかもしれません。

 

2017年1月に公開された BlankOn X Tambora について記載しています。

BlankOn X Tambora の読みは「グランクオン テン タンボラ」。

Tembora はインドネシアにある山の名前です。

 

Debian testing または sid ベースと思われますが、

ある特定日の状態を同期し、セキュリティ更新など最低限の更新に留めています。


ダウンロード

cdimage.blankonlinux.or.id/blankon/rilis/10.0/

 

公式サイト からは UNDUH(ダウンロード) - Stabil(Stable=安定版) と選択します。

サーバもインドネシアに存在するため、数時間要するかもしれません。

 

repo.ugm.ac.id/iso/blankon/rilis/10.0/

 

最近メインサーバの転送速度が遅くエラーで中断する事も発生しています。

上のミラーを試してみて下さい。


インストール

ISO 起動直後の画面表示はありません。しばらく待つと画面が表示されます。

 

ライブ環境に入った場合でも
左上 メニュー - System Tools - Install BlankOn で起動できます。

 

キーボード選択はないため、ここでは英語キーボードでの
入力前提になっている事にご注意下さい。(記号入力など)

 

1.起動画面。言語選択がありますが、

日本語はなく English US を選択、

下の Install BlankOn を選択します。

 

2.タイムゾーンの選択。
地図の 日本 をクリックし、

Asia/Tokyo にします。

 


3.インストール先の選択。
ディスクを選択するとその下に
パーティション状態が表示されます。

 

Advaned Mode を選んだ場合。

ただしパーティション数が多い場合

画面に表示しきれていません。

 


この時、パーティション状態のところをクリックして、
インストール先のパーティションを選択します。

 

4.コンピュータ名とユーザーの登録。

 

5.インストール直前の最終確認。

 


パーティション状況により、選択されたパーティションとは異なるパーティションで

最終確認に表示されている場合がある事を確認しています。

運営者の経験上は指定したパーティションへインストールされていましたが、

最終確認のパーティションへ上書きされる可能性もあります。

 

6.インストール中。しばらく待ちます。

7.インストール完了。

Reboot で再起動します。


 

ブートローダーの選択はありません。
BlackOn の GRUB が MBR へインストールされる事になります。

必要な場合は他の Linux などを起動し、
MBR へブートローダーをインストールしなおして下さい。

 

swap パーティションの UUID が更新される事を確認しています。

これは複数の Linux をマルチブートしている場合、

他の Linux で /etc/fstab に記載している UUID から変化してしまい、
swap パーティションの検索で 1〜2 分余計に起動時間を要するか、
最悪起動できなくなる場合があります。

 

BlankOn が生成する /etc/fstab の UUID 値がおかしい事を確認しています。

(それで起動に時間を要している可能性があります)

/etc/fstab を起動し、UUID がおかしい場合は正しく設定しおなして下さい。 


日本語化

英語でインストールを行うため、起動後は日本語化作業が必要です。

下に並んでいるアイコンの一番右 Terminal を起動し、次のコマンドを実行します。

なお、BlankOn は初期状態で入力メソッド SCIM を固定起動させています。
task-japanese-desktop で uimim-config がインストールされるため、
BlankOn での設定は削除し、im-config での切り替えを有効にします。

 

$ sudo apt update

$ sudo apt dist-upgrade

$ sudo apt install task-japanese task-japanese-desktop firefox-locale-ja

$ sudo rm /etc/X11/Xsession.d/99scim

 

左上 メニュー - Administration - Synaptic Package Manager を使用して

パッケージの更新とインストールを行う事も可能です。

 


下に並んでいるアイコンの右から 2 つ目 Setting を起動し、

Region & Language を選択します。

 

Language を 日本語、Formats を 日本 を選択し、
Input Sources に Japanese を追加します。

ここまで行ったところで BlackOn を再起動 して下さい。

 

Fcitx と Mozc を使用する

パッケージ fcitx-mozc のインストールで有効になります。

im-config の設定により、uim よりも Fcitx が優先されます。

 

$ sudo apt install fcitx-mozc

 

Fcitx アイコン から  Configure Current Input Method

または 左上 メニュー - 設定 - Fcitx 設定 を開き、次を設定します。

  • 上項目 Input MethodMozc を追加
  • 上項目 Global Config の「Trigger Input Method」で
    全角/半角(ZenkakuHankaku) を追加

LibreOffice などから日本語入力を確認して下さい。


アプリケーションの追加

apt などでパッケージを追加した場合、メニューはリアルタイムに反映されません。

一度 ログアウト→ログイン しなおす必要があります。


解像度によってデスクトップが使用できない

運営者の経験上、大きな解像度を持つディスプレイで
Manokwari デスクトップを起動しようとすると、
起動途中でクラッシュし、ログイン画面に戻ってしまう事を確認しています。

 

これはライブ起動でも確認できます。

ISO 起動時ライブ起動で正常に起動できる事を確認してから
インストールするのが良いでしょう。