Linux を仮想環境で使用する

主に Windows 7 以降がプレインストールされているパソコン

および Intel CPU が搭載されている Mac では

仮想環境(VM=Virtual Machine)を用いて Linux を試用する事ができます。

 

仮想環境での動作は 1〜数ファイルで仮想ドライブが生成されます。

そのため、現在使用している OS(Windows・Mac・Linux)を

破損される心配がなく、安心して Linux を使用できます。

 

OS の中で別の OS を動作させるようになるため、ある程度のスペックを要します。

主に次のスペックを推奨します。

  • x86_64・amd64 デュアル CPU(i5 以上推奨)
  • 動作させる Linux で必要な空き容量+数 GB の空き容量
  • メモリ 2GB(4GB 以上推奨)
  • 3D グラフィック(GPU 搭載グラフィック推奨)

これに満たないスペックで起動すると OS 全体の動作が重くなったり、

最悪 OS そのものが停止します。


前準備

動作させるためにいくつか前準備が必要です。

 

VirtualBox

Oracle VM VirtualBox

 

いくつか仮想環境は存在しますが、VirtualBox をおすすめします。

  • 動作させる OS の種類(Windows・macOS・Linux)に関係なく使用できる
  • 多くの Linux で動作確認が行われていて、個別の考慮が行われている
  • 無償で使用でき、多機能でありながら、操作性が良く、使いやすい

それ以外にもいくつか存在します。有償の製品も存在します。

 

Linux の ISO イメージファイル

ダウンロードした .iso ファイルそのものの状態で構いません。

この .iso ファイルを USB メモリや DVD・CD に書き込む必要はありません。


起動前の設定とはじめての起動

ここでは Windows 10 で VirtualBox を用いて
Linux Mint を設定し、起動しています。

他の OS を用いた場合は外見が異なりますが、手順は一緒です。

 

起動したら、新規 を選びます。

 

名前は使用する Linux の名前にすると

タイプ・バージョン を自動設定します。

 


タイプはもちろん Linux です。通常は (64-bit) で良いでしょう。

バージョンは次のようになります。これは主な初期設定を行うものです。

 

バージョン Linux 一覧 との対応
Arch Linux Arch Linux 系
Debian Debian 系
openSUSE SUSE・openSUSE 系
Fedora Fedora・Fedora 派生
Gentoo Gentoo Linux 系
Mandriva Mandrake・Mandriva 系
Red Hat Red Hat 系(Fedora を除く)
Ubuntu Ubuntu 系
Linux または Other Linux Slackware 系その他系統・独自系

割り当てるメモリを設定します。主に

デスクトップ環境 によって異なります。

 

仮想ハードディスクを選択します。仮想ハードディスクを作成する を選択します。


メモリの割り当ては KDE は 1.5GB〜2GB 以上、他のデスクトップは 1GB 以上です。

このメモリは実際のメモリから割り当てられる事にご注意下さい。

 

仮想ハードディスクの種類。VDI (VirtualBox Disk Image) を選択。

 

仮想ハードディスクのサイズ。

可変サイズ をを選択。

 


可変サイズにする事で、実際に使用する容量でサイズ生成されます。

実際の空き容量より大きなサイズにする事も可能です。

 

仮想ハードディスクで認識されるサイズ。
使用に十分なサイズを設定。

 

これで設定完了です。起動する Linux を選び、起動 を選びます。

 


はじめての起動ではこの画面になります。右のアイコンを選び、.iso ファイル を選択。

これで Linux が起動しました。



その他次のページも参考にして下さい。

 

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