Budgie

 

バッジー


GTK+3

 ビデオカード・ビデオチップ 3D GPU 対応必須


Budgie 開発元の Solus。右の表示は Raven Sidebar という名称になっている。
Budgie 開発元の Solus。右の表示は Raven Sidebar という名称になっている。

Budgie | Solus

 

Solusで開発された新しいデスクトップ環境。読みは「バッジー」。
GTK3 系なので、必要要件は Cinnamon に近い。事実上 3D 環境推奨。

 

パネルを透明にする事で、Chrome OS に近い表示にもできる。

当初 Budgie ではパネルを下に表示していたが、そのサンプル画面を見て、
Solus が Chrome OS を意識していると勘違いされてしまった事があった。

その対策を兼ねてか、Budgie 10.1 からパネルを上に置くのが標準に変更された、

(一部 Linux では独自にパネルを下にしているケースがある)

パネル位置は設定で変更・追加可能。 

メニューは当初カテゴリをアプリに挟んで表示していたが、
Budgie 10.1 からカテゴリとアプリを分かれて表示するようになった。

 

Budgie 10.2.8 より、IBus 対応が行われた。
(パネルにキーボード切替を表示して切り替え可能)

これによって日本語環境で Budgie が使用できる状態が整いつつある。
なお、Budgie としてのロケール対応は 2016年1月 に行われ、
日本語翻訳も行われているため、日本語表示が可能になった。
この日本語翻訳は運営者が行っている。

 

なお、Budgie は GPU を用いた線画を多用しているようで、

GPU を搭載しているグラフィックカート・チップが必須となる。

3D 対応のグラフィックでも GPU が弱い環境では重くなるので注意が必要。


Ubuntu Budgie

17.04 より Ubuntu 公式フレーバー「Ubuntu Budgie」が公開された。

Solus は入力メソッドを含めパッケージが少ない弱点があるが、

Ubuntu Budgie はすでに存在する豊富な Ubuntu パッケージを使用できる。

もちろん fcitx-mozc で日本語入力も可能で、
日本語デスクトップを容易に整えられる。
Budgie デスクトップの使用にはおすすめだ。

 

Ubuntu Budgie | Linux 一覧


IBus を使用する

Budgie は GNOME 3 の影響を受けていたため、

IBus を独自に制御する必要がありました。

そこで Budgie 10.2.8 よりパネルの項目として

「Keyboard Layout Indicator」が追加されました。

これにより、設定 - 地域と言語入力ソース の項目を切り替える事ができます。

Solus は現在この方法で ibus-anthy を使用可能です。

 

他の Linux で Budgie を使用する場合、Budgie のバージョンが

10.2.8 以降である事を確認して下さい。次のコマンドで表示できます。

 

$ budgie-desktop --version

 

設定 - 地域と言語 の「入力ソース」で

入力メソッドを追加します。

(GNOME Shell と同じです)

右上のアイコン で画面右に表示。

(Raven サイドバーという名称です)

通知右の アイコン(設定) を選択し、

パネル を選択します。

 


アプレットの を選択し、

キーボードレイアウトインジケーター

(Keyboard Layout Indicator)を選択。

下に ↑ ↓ があり場所を移動できます。

キーボードアイコンから

入力メソッドの切替が可能になりました。


 

他の入力メソッドは普通にシステムトレイ部で表示されます。(Fcitx など)

ただし Ubuntu 系(budgie-remix を含む)は

アイコンが一瞬表示されて非表示になる事が確認されています。

budgie-remix は専用の AppIncicator Applet を採用し、これに対処しています。

(2016年11月6日より有効。これが システムトレイ の代わりです)

これを用いて Fcitx アイコンが表示可能です。次を参照して下さい。

 

フレーバー - Ubuntu Budgie | Ubuntu となかまたち


設定の初期化

パネルを誤って消してしまったり、レイアウトをおかしくしてしまった場合、

ソースからビルドしなおして更新した後、表示がおかしくなっている場合は
次のコマンドで Budgie の設定を初期化する事ができる。

 

$ sudo dconf reset -f /com/solus-project/budgie-panel/

 

他のデスクトップ環境からターミナルでこれを実行した後、
ログアウト→ログインするか、Linux を再起動しよう。