GParted

 

GParted - GNOME Partition Editor

 

GParted はディスク操作アプリです。多くの Linux で採用されています。

ウインドウの上で横長に表示されるディスク状態は
多くのパーティションを明確に表示させます。

Windows の FAT・NTFS、OS X の HFS+ も含めて、

多くのフォーマット形式に対応しているのも特徴です。

GParted を使いこなせれば、ディスク管理は怖いものなし!?

 

運営者は各 Linux に GParted をインストールする程に多用しています。


基本操作

起動時は管理者のパスワードを尋ねられるでしょう。


起動後はディスク内を検索します。
パーティションが多い場合は時間を要するかもしれません。


起動後パーティションを右クリックすると作業項目が出ます。

メニューバー パーティション にも同じ項目があります。


空のディスクでは、まず メニューバー の
デバイス - パーティションテーブルの作成 を行うでしょう。


パーティションのコピー・移動などは操作手順として入ります。

そのため、すぐに実行される事はありません。

誤った場合は 左矢印 で1手順戻せます。


チェックマークのアイコンで操作手順を実際に実施します。

作業によっては数分〜数時間要する場合もあります。


操作する対象ディスクを指定する

複数のディスクを使用している場合、特にパーティションが多い場合は
ディスクの検索に時間を要します。

CLI で GParted を起動する時は具体的に対象ディスクを指定できます。

 

$ sudo gparted /dev/sda

 

これでにより対象ディスクのみを検索するため、検索時間が軽減されます。


ディスク破損を伴うバグ

古いバージョンの GParted は物理的にパーティションのコピーを行いますが、
このバージョンで MBR の基本パーティション(プライマリパーティション)と

拡張パーティション間をコピーすると

パーティション情報を破損させる場合がありますのでご注意下さい。

 

最新の GParted ではパーティションのコピーを e2image を使って処理します。

この場合は発生する心配はありません。


ext4 パーティションの操作に失敗する

2016 年公開の Linux から順次 ext4 で生成されたパーティションは
64bit 属性が付与されています。

64bit 属性を付ける事で 16T バイトを超えるパーティションを生成できます。

 

しかし、現在この 64bit 属性の ext4 に完全対応していない環境が存在します。

これらから 64bit 属性の ext4 パーティションを操作しようとすると失敗します。

ファイルアクセスは可能です。
また、64bit ext4 パーティションの起動に失敗する事があります。

 

次のコマンドで 64bit 属性を確認できます。

 

$ tune2fs -l /dev/sdz99

 

この問題がある場合、

64bit に対応している環境より GParted を起動し操作して下さい。

または e2fsprogs を新しいバージョンに更新します。

例えば Debian Jessie の場合、標準のままだと操作できませんが、
backports の e2fsprogs を適用する事で操作可能になります。

 

GParted は 0.26.1 でこの問題に対応しています。

 

Re: Development Plans for the Next Release of GParted (0.26.1) | GParted forum

Bug 766910 - Multiple boot loaders don't work on 64bit EXT4 file systems | GNOME Bugzilla

 

パーティション にも関連の記載を行っています。


GParted を閉じた後に認証画面の表示またはファイルマネージャが起動する

GParted の使用後、他のアプリが使用できるようにパーティション構成を改めます。
ファイルマネージャはこの作業で

新しいデバイスが追加されたと勘違いし、開いてしまう事があります。

(例えば Xfce の Thunar はリムーバブルドライブの追加と勘違いします)

 

これは設定で回避できます。リムーバブルドライブでの動作を無効にします。

Xfce の場合は 設定 - リムーバブルドライブとメディア です。


GParted Live

ライブ起動で GParted が自動起動します。
ハードディスク・SSD 内の Linux から起動すると
起動した Linux のパーティションは操作できませんが、
GParted Live の使用によって、ディスク内を完全に操作できます。

詳細は GParted Live ページで紹介しています。