ディスプレイマネージャ

いわゆるログイン画面の事です。多くの Linux はこれを変更する事ができます。


ディプレイマネージャ には次の下層ページが存在します。

 



ディスプレイマネージャの種類

現在は主に次のディスプレイマネージャがデスクトップ環境で採用されています。

GNOME は GDM、KDE は SDDM が通常採用されますが、

ディスプレイ・セッションの選択ができるため、必須ではありません。

Linux の種類によっては、

ディスプレイマネージャとデスクトップ環境の組み合わせで

ログアウト動作しなくなるなど、問題が発生する場合があります。

 

GDM


GNOME のディスプレイマネージャです。
GNOME 3(GDM 3)になってからは

Linux の種類に関係なく、ほぼ同じ表示になります。

 

LightDM


カスタマイズが容易なため、多くの環境で採用されています。

 

LXDM


過去 LXDE と一緒に採用されている事が多かったのですが、

現在は不具合が生じている事もあってか、採用が少なくなってきています。

一方 Slackware ではセッションを選択できる貴重なディスプレイマネージャです。

 

MDM


Linux Mint(最新では KDE を除く)で採用されるディスプレイマネージャです。

17.1 より数秒毎に背景が切り替わるテーマ動作になっていますが、

派生が固定されたテーマにもできます。GDM 2 がベースです。

なお、Linux Mint は 18.2 より LightDM へ切り替え、MDM は廃止されます。

 

SDDM


KDE Plasma 5 のディスプレイマネージャです。

KDE 4 までは KDM でした。そのため KDM は SDDM に切り替えられています。

KDE Plasma 5.8 LTS よりテーマのデザインが一新しています。

今後 Qt5 を採用するデスクトップ環境でも採用されてくるかもしれません。

 

SLiM


軽量動作でメンテナンスしやすいため、海外では好んで使っている人もいます。

Devuan GNU+Linux が標準採用しています。F1 でセッションを切り替えできます。

 

XDM


X Windows System デフォルトのディスプレイマネージャです。
最小限構成などでインストールされる事があります。

他のディスプレイマネージャと同等のセッション切り替えを行えないため、

切り替えたい場合はウインドウマネージャを変更する必要があります。


変更方法

次の手順で変更する事ができます。それぞれ派生を含みます。

ディスプレイマネージャは起動中常に動作している状態になるため、

変更を反映する場合は Linux を再起動 して下さい。

 

Arch Linux

systemctl で現在設定されているディスプレイマネージャを無効にし、

代わりに使用したいディスプレイマネージャを有効にします。

例えば LightDM から SDDM へ変更する場合は次のようになります。

 

$ sudo systemctl disable lightdm.service

$ sudo systemctl enable sddm

 

Debian

apt install でインストールできますが、

デスクトップのインストールで入る場合もあります。

 

# dpkg-reconfigure (インストール済ディスプレイマネージャ名)

 

または /etc/X11/default-display-manager を root 権限で編集し、

起動したいディスプレイマネージャの場所をフルパスで入れます。

Linux Mint Debian Edition など、変更がおすすめできない場合があります。

 

Mageia

Mageia コントロールセンター を起動します。

左項目 起動 - 右項目 ディスプレイマネージャの設定 を選択すると

変更を行えます。

 

openSUSE

YaST を起動します。左項目 ソフトウェア を選び、
右項目 システム/etc/sysconfig エディタ を起動します。

 

/etc/sysconfig Editior が起動したら、
左項目 Desktop - Display manager - DISPLAYMANAGER を選び、
右項目でディスプレイマネージャ名を選択または入力します。

インストールにより gdm・lightdm・sddm などが有効です。

 

以前は LXDE インストール時に lxdm がインストールされていましたが、

不具合から現在は lightdm がインストールされています。

 

PCLinuxOS

インストールしているデスクトップによって GDM または KDM が採用されています。

KDE Plasma 5 では KDM に代わって SDDM が使用できます。

 

メニューより Configure Your Computer を起動します。

「PCLinuxOS コントロールセンター」が起動します。

左項目 起動 - 右項目 ディスプレイマネージャの設定 を選択します。

インストールされているディスプレイマネージャが一覧されるので、

希望のディスプレイマネージャへ変更して下さい。

 

Slackware

/etc/rc.d/rc.4 に記載されています。
順番を変更したり、増やしたい場合は,直接 root 権限で開いて編集します。

次の順番で記載されているようです。(上が優先的に起動)

  • LXDM (ない場合あり)
  • SLiM (ない場合あり)
  • GDM
  • KDM
  • SDDM (ない場合あり)
  • XDM

Ubuntu

Ubuntu Desktop ImageXubuntu

背景をディスプレイマネージャに反映させます。

そのため、Ubuntu 公式フレーバーでは変更をおすすめしません。

また Linux Mint は MDM の設定が設定に含まれるため、変更をおすすめしません。

 

$ sudo dpkg-recoffigure (インストール済ディスプレイマネージャ名)

 

Vine Linux

Vine Linux 6 までは GDM 2 ですが、Vine Linux 7 は LightDM になる予定です。

setdm で変更設定を行う事ができます。ただし整っていない可能性があります。

 

$ sudo setdm

$ sudo setdm (ディスプレイマネージャ名)