elementary OS

 

エレメンタリー オーエス


elementary OS 0.4.0 Loki。アプリは一部変更された。でも一番の変化は日本語表示が増えた事。
elementary OS 0.4.0 Loki。アプリは一部変更された。でも一番の変化は日本語表示が増えた事。

elementary OS

 

エレメンタリーオーエスを使おう - 運営者による日本語情報サイト

 

Ubuntu LTS ベース。OS X に影響を受けていて、画面下にドック(Dock)を備える。

0.2 Luna より独自のデスクトップ環境 Pantheon となった。

この外見と elementary OS の名称は日本でも知名度がある。

 

標準アプリはバージョンアップと共に独自アプリを増やし、

メニューバーがなく、シンプルでありながら必要な機能はしっかり整っている。

カスタマイズできるところは少ないが、

ユーザーが共通で使えるところは OS X や Windows に通じ、

一つの OS として整えようとしている意図が見られる。

標準アプリに満足できなければ、Ubuntu の豊富なアプリを

インストールして使える点でも安心だ。

 

いまいち安定したユーザーが存在していなかったのは、

GNOME 3(GTK+3)ベースで開発されていて、

0.2 Luna 公開時はまともに動作できる環境が少なかった事、

また 0.3 Freya ではロケール(言語設定)に大きな問題を抱えていて、

更に日本語では入力メソッドを使用するための設定も特殊となり、

これらのインストール後の日本語化手段の問題で
利用できる環境に整えられなかったユーザーが多く存在したと思われる。

0.3.0 ではインストーラが英語になる問題もあり、他言語でも不評だった。

(一時運営者はサイトを構築していたが、この状況に一度閉鎖を行う)

支持者が多かっただけに 0.3 Freya の状況はとても残念だ。

 

0.4 Loki はこの問題に改善が見られる。

日本語で特筆すべきは日本語翻訳が大きく進んだ事である。

支持者によって翻訳は行われていたが、これをレビューする人が日本語で存在せず、

反映が全く行われない状態がしばらく発生してしまった。

Loki Beta 2 で翻訳作業支援のアナウンスが行われた際、

運営者がこの問題をコミュニティで書き込んだ事がきっかけで

翻訳担当開発者と運営者が直接やりとりを行った。

その結果、チームを生成しなされ、運営者がチーム管理者に依頼される事になる。

これによってチームが稼働するようになり、

幸い翻訳を進めているメンバーや利用者と Twitter でつながり翻訳支援を受けた事で

その後数日でレビューと翻訳修正が行われ、

1000 項目以上の日本語翻訳が進められ、0.4.0 に反映される事になった。

これには elementary OS 開発者も驚いでいたようだ。

日本語化作業は必要なものも、0.3 Freya に比べると改善が見られ、

日本語化手順の紹介によって利用できる環境が整えられると判断し、

改めて運営者による日本語情報サイトの構築を行う事になった。

 

今では Ubuntu MATEXfce のデフォルトパネルなど、

OS X レイアウトが可能なデスクトップも増え、ライバルが増えている中、

elementary OS がまともに使用できるスペックのパソコンが増え、

Intel 搭載の Mac 初代も Linux をインストールする選択肢が生まれ、

その一つとして elementary OS を選択し、試してみる可能性は高い。

elementary OS を愛用するユーザーがどれだけ現れるか、今が勝負の時だろう。