BunsenLabs

(BunsenLabs Linux)

ブンゼンラボ

ブンセンラボ



BunsenLabs Hydrogen。CrunchBang を継承しているデスクトップは大きな特徴
BunsenLabs Hydrogen。CrunchBang を継承しているデスクトップは大きな特徴

 

BunsenLabs Linux

 

BunsenLabs Japan !  ブンゼンラボ ジャパン ! - 運営者による日本語情報サイト

 

BunsenLabs の読みはドイツの科学者 ロベルト・ヴィルヘルム・ブンゼン
(Robert Wilhelm Bunsen)からきているので「ブンゼンラボ」が正式。
しかし、英語読みで「ブンセンラボ」でも間違いではない。

実験用具 ブンゼンバーナー の ブンゼン と同じである。

BunsenLabs をそのまま直訳すると「ブンゼン研究所」という意味。

バージョンに対応するコードネームは原子名である。
(Hydrogen = 水素・元素記号 1。次はヘリウム……ふっ、ふっ、ふうせ)

 

CrunchBang または #! をご存知であれば、

「CrunchBang を引き継いだ Linux」と記載すれば、
それ以外に説明する必要はないだろう。

CrunchBang のコミュニティに居たユーザーがプロジェクトを引き継ぎ、

製作を行っているのが BunsenLabs である。その外見は CrunchBang に近い。

 

Debian ベース Openbox(tint2)を用いた Linux で、軽量系に含まれる。

(初期は Ubuntu ベースだったが、Debian ベースへ移行している)

しかし、人気はそれだけではなく、格好良い外見にある。

フォーラムにはスクリーンショットの投稿が止まず、

CrunchBang のフォーラムは今でも使用できる程に盛り上がっている。

それだけ CrunchBang が支持されていた、という事だろう。

 

「カスタマイズが容易にできる」もウリである。

Openbox や tint2 などの設定はメニューからすぐに行え、反映できる。

そのため使いこなすと、ユーザーによって外見は全く違うものができてくる。

それは他の OS にはない楽しみ方である。

ただし、その分使うのは容易ではなく、玄人志向の Linux でもある。

 

開発者はなんと日本在住(の外国人。ISO 公開と独自アプリのまとめ役は名古屋在住)

そのため事実上「日本発」の Linux と DistroWatch でも公開されている。
(ただし、ダウンロードサーバ・リボジトリは日本に存在しない)

フォーラムを見ると日本を好んでいる海外ユーザーの多さも特徴。

実際日本に居る有力なユーザーも存在する。

日本からの投稿はきっと歓迎してもらえるだろう。


BunsenLabs の日本語化

インストーラーは Debian のインストーラーを採用し、日本語で進められる。

インストール後の起動は日本語フォントが入っている。

 

Welcome を進めた後は次のコマンドで良い。

 

$ sudo apt install task-japanese task-japanese-desktop

 

これだけで Firefox、IPA フォント、uim-anthy&Mozc、VL ゴシック はインストールされる。

更に fcitx-mozc の日本語入力環境、fonts-takao など他の日本語フォントを

インストールしても良いだろう。
ログアウト→ログイン、または BunsenLabs を再起動する。

 

なお、仕組み上メニューは英語のままで正常だ。
何かアプリを起動すれば日本語表示が見られるだろう。


BunsenLabs の日本対応

CrunchBang は日本の普及を妨げる大きな問題があった。

ISO に libdvdcss2 が含まれ、これは法的に日本から配布できない事、
しかもダウンロード方法が公式 Torrent でしか提供されていなかったため、
Torrent では他者への配布を行ってしまうので、
日本からの ISO を入手すら容易ではなかったのだ。

これを回避するため、非公式ながら netinst でのインストールが提供され、

日本語対応の Xfce 版も公開されていた。

この対応を行っている人はなんと日本の名古屋在住である。(日本人ではない)

このメンバーは BunsenLabs プロジェクトに加わり、

現在 ISO の公開と独自パッケージの管理を担当している。

 

BunsenLabs はこれが考慮されたのが、
純粋に Debian リボジトリを参照する仕様になり、

ISO に libdvdcss2 は含まれないようになった。

また、ISO ファイルは直接ダウンロードも可能になっている。

これにより、BunsenLabs は日本からでも安心してダウンロードし
使用する事が可能になった。これは日本への配慮もあるようだ。

 

なお、BunsenLabs の ISO 配布を行う前から
netinst によるインストール方法が提供され、(CrunchBang からの継承)

この方法で CD-ROM ドライブの環境でもインストールが可能になっている。

正式公開後は CD サイズの non PAE 版 ISO も公開されている。