Refracta


Refracta

 

読みは「レフラクタ」。最新は Devuan ベースの Xfce デスクトップ環境です。

CD サイズに収まり、軽量志向になっています。


ダウンロード

download | Refracta

 

SourceForge 内で公開されているため、日本のミラー JAIST があります。

インストール

デスクトップにアイコンがありますが、インストールアイコンはありません。

左上 Menu - System - Refracta Installer でインストーラーを起動します。

 

root 権限の実行方法。

use sudo が良いです。

 

インストール方法の選択。

SimpleExpert があります。

 


Expert Install の場合は /home や /boot パーティションの分離、swap の無効化、

/home の暗号化、ラベルを用いた fstab 生成、自動ログインなどを設定できます。

ロケール・タイムゾーンの設定もできるので、Expert Install がおすすめです。

 

ディスク構成を変更するための

パーティション編集を起動するか確認。

 

GParted は GUI 画面で

ディスク構成を変えられます。

 


一例。Refracta をインストールする root(/) パーティションを ext4 で、

linux-swap パーディションは実メモリと同じ〜2 倍が理想です。

 

パーティションの選択。

root が Refracta のインストール先です。

パーティションのインストール先。

MBR で PC 起動時に表示されます。

 


インストール先の最終確認。間違いないか確認して下さい。

 

タイムゾーン(tzdata)の選択。

日本標準時は Asia を選び

 

Tokyo を選択します。


言語(locales)の選択。

日本語は ja-JP.UTF-8 を選択します。

 

デフオルトの言語を選択。

ja-JP.UTF-8 を選択します。


黒い画面で「Proceed anyway?」と表示されている場合は y とします。

 

この状態でインストール中。黒い画面はインストール先にコピーしているファイルです。

すべてコピーし、処理が終わったらインストール完了となります。


日本語化

インストール直後は英語表示になっています。

(localepurge が入っているため、日本語言語ファイルが完全に削除されています)

 

左上 Menu - Settings - Keyboard を起動し、

Layout タブを選び、「Keyboard Layout」を Japanese のみにします。

 

Terminal Emulator を起動し、次の手順でインストールを行います。

 

$ sudo apt update

$ sudo apt remove localepurge asunder man-db

$ sudo apt dist-upgrade

$ sudo apt -u --reinstall --fix-missing install $(dpkg -S LC_MESSAGES | cut -d: -f1 | tr ', ' '\n' | sort -u)

$ sudo apt install asunder man-db

$ sudo apt install --install-recommends task-japanese task-japanese-desktop fcitx-mozc

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

→ 日本語キーボードであれば General 105-keyJapanese

 

fcitx-mozc は任意です。外した場合でも task-japanese-desktop の依存で
uim-anthy・mozc が入り、日本語入力可能です。

 

Simple Install で進めた場合は次のコマンドも実行します。

 

$ sudo dpkg-reconfigure locales

ja-JP.UTF-8 を追加し、標準に(選択は スペースキー なのに注意)

$ sudo dpkg-reconfigure tzdata

Asia → Tokyo と選択

 

ここまで行ったところで、ログアウト→ログイン、または Refracta を 再起動 します。

 

キーボード入力が英語のままになっている場合、Fcitx の設定を確認して下さい。

(Shift+2 で @ になる場合は英語、" になる場合は日本語です)

キーボード - 英語 (US) を削除し、キーボード - 日本語 を追加して上に、

Mozc も入っている状態に設定します。

 

最初から表示されている右上の jp(当初は us)部分は削除して構いません。


マウント操作

Refacta は Devuan ベースのため、systemd を排除していますが、

それに関連してマウントに使われる gvfs-daemons は libsystemd0 が必須となります。

 

この対策として Refracta は次の方法があります。

  • パネルに USB のアイコンがあります。
    これは USB メモリのマウント・アンマウントを実現します。
  • 通常は mount などのコマンドで CLI からマウントします。
  • pmount が含まれています。様々なパーティションを容易にマウントできます。
    使用したい場合は sudo geany /etc/pmount.allow を開き、
    #/dev/sd[a-z][0-9]* の行頭 # を削除します。
  • どうしても libsystemd0 を有効にしたい場合は、次のコマンドを実行します。
    $ sudo rm /etc/apt/preferences.d/00nosystemd
    $ sudo apt update

SpaceFM でパーティション管理が可能です。マルチブートしている場合など、

他のパーティションをマウントして参照する必要がある場合は便利です。

 

$ sudo apt install spacefm

 

ツールバー Devices - Settings - 表示 - Internal Drives で他パーティションを表示、

Devices - Show で左に一覧表示されるようになります。

Devices - Settings - Mount Command で、/usr/bin/pmount %v を入力、

Devices - Settings - Unount Command で、/usr/bin/pumount %v を入力。

これでマウントを容易に行えるようになります。

「Error: device /dev/●●● is not removable」と表示される場合は

/etc/pmount.allow を編集して下さい。(画像の上参照)


ログイン時にメッセージが表示される

実際のパソコンでログインした直後、右上に次の通知が表示されます。

 

VBoxClient: the VirtualBox kernel service is not running. Exiting.

 

これは VirtualBox でディスプレイの解像度や共通フォルダを使えるようにする
Guest Additions がインストールされたままになっています。

 

Terminal Emulator より次のコマンドを実行してアンインストールする事で改善できます。


$ cd /opt/VBoxG*
$ sudo ./uninstall.sh