Devuan GNU+Linux

devuan.org | Devuan GNU+Linux Free/Libre Operating System

 

Debian GNU/Linux から多く Linux で採用されている

init システム とサービスマネージャ systemd を排除した派生。

「Devuan」の読みは直感的なローマ字読み「デブアン」となりますが、
英語読みでは develop の「dev」、1=「one」で「デブワン」と定まっています。

2014 年 Debian wheezy ベースで活動が開始され、

Debian Jessie ベースへ継承し、開発版ベースで公開されています。

2017 年の早い時期に Devuan Jessie の正式版が公開される予定です。

 

すでにいくつかの派生が誕生しています。
その多くはウインドウマネージャーで、
デスクトップ環境でも Xfce を採用するなど、
軽量 Linux に採用される傾向があります。

 

このページでは Debian GNU/Linux と異なる
Devuan GNU+Linux 独自仕様を記載しています。

他は Debian GNU/Linux と同じ操作で使用可能と思って良いでしょう。

 

デビアンをつかおう - Debian 日本語デスクトップ構築支援サイト


コード名

Devuan は惑星からコード名をとっています。
Debian jessie ベースは Devuan も jessie ですが、
jessie 以外のコード名は変わります。

 

リポジトリ Devuan コード名 Debian コード名
安定版 (stable) jessie jessie
テスト版 (testing) ascii stretch
不安定版 (unstable) ceres sid

ISO の種類

files.devuan.org

 

jessie beta 2 では次の ISO が配布されています。

  • NETINST - およそ 250M
  • CD - およそ 650M
  • DVD - およそ 4G (64 ビットのみ)

運営者の経験上、複数のパソコンからインストール時のネット接続に失敗していて、
(ミラー接続選択後失敗。Debian では問題なし)
NETINST ではベースシステムのみになってしまうため、
ネット接続なしでも Xfce がインストールできる CD か
ある程度インストールできる DVD が良いかもしれません。

ミラーなしでインストールした場合、/etc/apt/sources.list を書き換える必要があります。


ログイン

SLiM が使われています。
複数のデスクトップをインストールした場合は F1 キーで変更します。
(Apple キーボードは Fn+F1 キー)

使いにくい場合は他のデスクトップマネージャーをインストールして下さい。

KDE は kdm をインストールします。

 

SLiM 使用でも im-config 動作は問題ないようで、入力メソッドが動作しています。


/etc/apt/sources.list の記載

beta 2 のインストール時にミラー選択後失敗している場合は、

ミラーなしでインストールを進める事ができますが、 sources.list に記載されません。

CD・DVD を読もうとしますので、これを削除する必要もあります。

 

必要に応じて、次の記載を加えて下さい。最低でも一番上の 1 行は必須です。

 

deb http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie main contrib non-free
deb-src http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie main contrib non-free

 

deb http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie-security main contrib non-free
deb-src http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie-security main contrib non-free

 

deb http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie-updates main contrib non-free
deb-src http://auto.mirror.devuan.org/merged/ jessie-updates main contrib non-free

 

auto.mirror.devuan.org の代わりに jp.mirror.devuan.org も有効ですが、

auto にしておくのが無難でしょう。

apt update を行い、正常に受信できる事を確認して下さい。


日本語化

CD の場合は日本語フォントすら入っていませんので、文字化けしています。

DVD は日本語表示になりますが、不完全です。

Debian の task-japanese-desktop は簡単に日本語環境を整えられますが、

Devuan はこれがインストールされているのにパッケージが不完全になっています。

一度削除してインストールしなおします。すると不足パッケージをインストールします。

これはフォント、入力メソッドを含み、最低限の日本語デスクトップ環境は整います。

 

# apt update

# apt dist-upgrade

# apt remove task-japanese task-japanese-desktop

# apt install task-japanese task-japanese-desktop

 

もちろん fcitx-mozc も使用可能です。
ただし root 権限では Mozc が動作しない事にご注意下さい。

 

# apt install fcitx-mozc


デスクトップ環境

CD には Xfce、DVD は KDE (KDE 4) と Xfce が入っています。

KDE・LXDE・MATE・Xfce は後からでもインストール可能です。

Cinnamon・GNOME (GNOME 3) は現在のところ動作していないかもしれません。

 

KDE (KDE 4)

LXDE

MATE

Xfce


libsystemd0

実は Devuan GNU+Linux は Beta 2 の段階で
まだ systemd のライブラリファイル libsystemd0 を使用しています。

特にその影響が大きいのは gvfs です。(パーティションやシステムの共有・マウント)

 

派生ではこの libsystemd0 を無効にしているケースがあり、

それによって gvfs の機能が動作しません。

主に他パーティションの表示とマウントに影響かあります。

その代用手段として pmount のマウント操作と

ファイルマネージャ Spacefm の使用があります。