Bodhi Linux

Bodhi Linux

 

Bodhi=ボダイ=菩提。仏教用語です。

当初は Ubuntu ベースで Enlightenment デスクトップ環境を採用していましたが、

Enlightenment の動作に不満があり、e17(Enlightenment 17)を派生し

Moksha デスクトップ環境として Bodhi Linux 3.1.0 から採用されています。

2016年10月30日、Ubuntu 16.04 LTS ベースの Bodhi Linux 4.0.0 が公開されました。

 

このページの動作は Bodhi Linux 4.0.0 での手順で記載してあります。

Bodhi Linux 3.2.1 もほぼ同じ操作で可能です。


アップグレード

Bodhi Linux 3 は Ubuntu 14.04 LTS ベース、

Bodhi Linux 4 は Ubunru 16.04 LTS ベースとなり、大きくパッケージが異なります。

そのため 3 系から 4 系へ apt などでのアップグレードは行えません。

4.0.0 を新規インストールしなおすのが推奨されています。

なお、4.0.0 Beta 辺りから使用していた場合、そのまま使用して問題ないようです。

 

3.1 以降から 3.2.1 相当へは apt-get upgrade で更新されます。

3.0 は Enlightenment e19 のため、

Moksha が採用された 3.1.0 以降への更新は再インストール推奨です。


ISO の種類

Bodhi Linux 3.0.0 より 32 bit・64 bit 以外に「Legacy」という種類が存在します。

これは PAE に対応していない機種向けの ISO です。

これにより、他の Ubuntu と派生では使用できない機種でも
Bodhi Linux の Lgeacy は起動できる可能性があります。


パッケージ操作の注意

Bodhi Linux 4.0.0 以降 apt コマンドでは Bodhi 特有のパッケージを対象にしません。

apt-get または apt-cache では正常に動作します。

例えば bodhi-theme-moksha-〜 は Moksha で使用できるテーマが揃っています。

 

$ sudo apt-cache serach bodhi-

$ sudo apt-get install bodhi-theme-moksha-radiance

 

代わりに Synatpic も使用できます。AppPack には含まれています。

 

$ sudo apt-get install synatpic

 

apt コマンドで使用したい場合、
/etc/apt/sources.list.d/bodhi.list を root 権限で開き、

http://packages.bodhilinux.com を含む行

deb の後に [trusted=1] を追加して下さい。

 

deb [trusted=1] http://packages.bodhilinux.com/bodhi xenial b4main

 


インストール

インストールは Ubuntu のインストーラー です。

 

Bodhi Linux 4.0.0 では AppPack に日本語フォントが含まれていますので、

そのまま起動してインストールを進める事ができます。

左下メニューアイコンの右に Bodhi Linux のアイコン(葉っぱ+円)があります。

(Bodhi Linux 4.0.0 では同じアイコンが二つあるうち、小さい右側)

これがインストールアイコンですのでクリックし、

「日本語」を選択して進めて下さい。アイコンが表示されていない場合は、
メニュー - Applications - Preferences - Install Bodhi Linux 〜 となります。

 

Bodhi Linux 3 系と 4.0.0 の AppPack 以外では
日本語フォントが ISO には含まれていないため、そのままだと文字化けします。

まず、メニュー(左下) - Applications - System Tools - Terminoogy を起動し、 

日本語フォントをインストールします。

 

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install fonts-takao-pgothic

 

この後インストールを進めて下さい。

 

ディスクのパーティション数が多い場合、
パーティションの選択肢で その他 を選択するとウインドウがはみ出しますが、

その後の操作でウインドウからはみ出した下部分が欠けて表示されてしまいます。

最大化 (右上の ^ ) を行い、戻すと表示されるようになります。

Alt キーを押しながらドラッグするとウインドウが移動できるので、これで進めて下さい。


日本語化

メニュー - Applications - System Tools - Terminogy を起動し、 

次のコマンドを実行します。

 

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get dist-upgrade

$ sudo apt-get install language-pack-ja language-pack-gnome-ja fonts-takao fcitx-mozc

 

次に メニュー -  Settings - Modules を起動します。

Module Settings ウインドウを最大化し(ウインドウ右上の

上項目の Settings タブ内で Language を選択し、Load を選択します。

ここで一度 ログアウト → ログイン するか、Bodhi Linux を 再起動 して下さい。

 

メニュー - Settings Panel を起動し、上部 Language を選択し、
3 項目
を順次選択し、日本語 または fcitx を選択します。

再度 ログアウト → ログイン するか、Bodhi Linux を 再起動 して下さい。

 

なお、Moksha 関連のアプリは英語のままです。

これについて「Locale(言語) 対応は行わない」と明言されています。

(Bodhi Linux の方針上サイズを大きくしたくないからでしょう。

 各言語のサポート的な問題もあります)

日本語表示にしたい場合は他のアプリをインストールして代用して下さい。


Caps Lock ランプが点灯する

Bodhi Linux 4.0.0 でログイン後、Caps Lock ランプが点灯した状態になります。

しかし、実際の入力は小文字のままで、Caps Lock の操作をすると正常になります。

これは開発段階で不具合として確認されています。


ファイルマネージャが見つからない

メニューの Places が何も表示されない

Bodhi Linux 4.0.0 ではファイルマネージャとして PCManFM が含まれています。

Places から表示できるために、アイコンを消しているのですが、

英語以外で表示した場合に Places が動作しないために

メニューからファイルマネージャを開く事ができない状態になっています。

 

PCManFM を再インストールすると、メニューに表示されます。

 

$ sudo apt-get install --reinstall pcmanfm

 

Places は メニュー - 設定 - 設定パネル を起動し、上部 ファイル タブより

Places を選び、アンロード で非表示になります。

 

Places で表示されない問題は開発版の段階で確認され、不具合報告されています。


シェルフ(Shelf)のシステムトレイが移動できない

シェルフ(Shelf=トレイ=タスクバーの事) は

右クリック-Begin Moving Gadgets で各部(ガジェット)を移動する事ができますが、

システムトレイの部分に枠が表示されず、移動できない場合があります。

 

この場合はテーマを Default、Bodhi Linux 4 では MokshaGreen に変更して

Begin Moving Gadgets にすると枠が表示されるので、

求める場所に動かしてから、使用したいテーマに戻して下さい。


root 権限のアプリがメニューから起動できない (Bodhi 4.0.0)

Synaptic などの root 権限での操作を必要とするアプリが

メニューから起動した場合に起動できない事を確認しています。

これは認証動作を行う esudo が英語以外で動作する場合に発生する不具合です。

 

ターミナルからの起動は可能です。

 

$ sudo synaptic

 

これはフォーラムで報告されているため、後に改善されるでしょう。


forum テーマの不具合 (Bodhi 4.0.0)

forum テーマ(forum-moksha・パッケージ名 bodhi-theme-moksha-forum)で、

デジタル時計の表示が「…」や「.」表示になってしまう事が確認されていましたが、

この問題は 2016年11月6日 までにテーマが修正され、改善されています。