Windows Vista から Linux へ移行

Windows Vista プレインストールパソコンでは

ビデオカードなどの違いで、選択できる Linux が変わってきます。


メモリを確認・増設する

特に Windows Vista 初期のパソコンでは増設が必要かもしれません。

起動するために 1GB、可能であれば 2GB(1GB×2)は最低必要です。

 

Windows Vista が入っている場合は

スタート - コンピュータ を右クリック

- プロパティ と選択すると

上の画面で確認できます。

「メモリ (RAM)」がメモリ容量です。

Linux をライブ起動できる場合は

端末・ターミナルを起動し、

free または free -m と入力します。

total の下に表示されているのが

メモリ容量です。

(-m を付けない場合は k バイト、
 -m を付けた場合は M バイト単位)



3D 対応を確認する

グラフィックが 3D 対応かどうかを確認する必要があります。

3D 対応 はいわゆる Windows Aero が完全に動作する環境です。

Windows Aero の有無で外見も変わっています。
これは Linux の選択で大きく影響があります。

 

3D(Windows Aero)対応

主に Home Premium や Business が

プレインストールされていた機種です。

透き通ったメニュー・ウインドウです。

Windows+TAB はこのようになります。

3D 対応の場合は Linux でも

多くのデスクトップ環境が

使用可能です。

 

3D(Windows Aero)非対応

主に Home Basic が

プレインストールされていた機種です。

透明度がありません。

ウインドウ切替は中央に表示されます。

3D 推奨のデスクトップ環境では

ソフトウェアレンダリングを用いるため

CPU を使用し、動作が重くなります。

 


3D 非対応で推奨されるデスクトップ環境

3D に対応していないパソコンでは主に次のデスクトップ環境となります。

その他 Fluxbox、JWM、i3、Openbox などの

ウインドウマネージャーも選択できますが、

これらは Linux にある程度慣れている人向けです。


32 ビット・64 ビットの判別

Windows Vista 位のパソコンから

CPU が 32 ビット・64 ビット に分かれるようになります。

 

Windows Vista が入っている場合は

スタート - コンピュータ を右クリック

- プロパティ と選択すると

上の画面で確認できます。

「システムの種類」に

32・64 ビットの記載があります。

ただし、これは Windows Vista での

動作であって、

「プロセッサ」から調べるのが

完全な方法です。

Intel の場合は下記のとおりです。

  • Core Duo・Core Solo =  32 ビット
  • Core 2 Duo = 64 ビット
  • Core i7・i5・i3 = 64 ビット
  • Pentium・Celeron シリーズ = 世代・時期によって 64 ビット対応

64 ビット CPU の場合

64 ビット向けの Linux はもちろん、32 ビット向けの Linux も起動できます。

ただし 32 ビット向けは non-PAE 版の場合、メモリが 4GB 以上あっても

約 4GB までしか認識されない仕様になっています。

 

32 ビット CPU の場合

64 ビット向け Linux は起動できません。起動画面直後に止まります。

 

Google Chrome は 32 ビットの提供が停止されます。

Linux によって派生元の Chromium がパッケージで提供されている場合があり、

これを代用する事が可能です。

 

Linux そのものでも 32 ビットの提供を止め、

64 ビットのみで提供する動きが生じ始めています。