Mac へ Linux をインストール

Intel CPU が搭載された Mac は最新の Linux をほぼ使用する事が可能です。

特に初期の Intel Mac は Linux でほとんどの機能が対応されています。

最近発売された Mac では VirtualBox などでの動作を推奨します。


メモリを確認・増設する

最低でも 1GB、安定動作のために 2GB(1GB×2)は用意して下さい。

(初期の Intel 搭載 Mac は初期状態 512MB のため、

 増設してなければ起動すらできない可能性があります)

OS からメモリ容量を確認する方法は下記のとおりです。

 

macOS(OS X) が入っている場合は

左上の (アップル) -

この Mac について より

メモリ容量を確認できます。

Linux をライブ起動できる場合は

端末・ターミナルを起動し、

free または free -m と入力します。

total の下に表示されているのが

メモリ容量です。

(-m を付けない場合は k バイト、
 -m を付けた場合は M バイト単位)



32 ビット と 64 ビット

Intel 搭載の Mac では次の CPU が 32 ビット CPU です。PAE は対応しています。

2006 年発売の Mac が該当です。

  • Intel Core Duo  ※ Core 2 Duo は 64 ビット
  • Intel Core Solo

Google Chrome は 32 ビットでの対応を終えますので、
Chromium で代用して下さい。

 

32 ビット対応を止め、64 ビットのみで提供している Linux が発生しています。 

Ubuntu は 16.04 LTS からアップグレードしないで下さい。

 

ブートローダー

初期の Intel 搭載 Mac は Mac 標準の起動ディスクでは Linux を認識しません。
rEFInd をインストールする事で表示するようになります。

 

おおよそ 32 ビット CPU が該当しますが、

SnowLeopard で動作していた Mac は CPU が Core 2 Duo で 64 ビットでも、

カーネル部分は 32 ビット動作になっている場合があります。

この場合でも rEFInd をインストールしないと認識しない事があります。

 

完全に 64 ビット動作している Mac は Option 起動で Linux を認識します。

GRUB 2 で Linux の起動が可能ですが、rEFInd をインストールするのも良いでしょう。


3D 対応

Intel 搭載 Mac は全機種 3D 対応です。

そのため、どのデスクトップ環境も使用可能です。


ブートローダー

多くの Linux は GRUB 2 がブートローダーです。
GRUB 2 は Mac が採用している UEFI にも対応しています。

GRUB1・GRUB4DOS は UEFI 非対応です。

 

また、rEFInd を使用すると Mac 風のメニューで Linux の起動が可能です。

rEFInd は多くの Linux を認識するので、インストールをおすすめします。

macOS(OS X) が残っている場合、

macOS(OS X) からのインストールが推奨されます。

 

rEFInd


Bluetooth のキーボード・マウス

Apple Wireless Keyboard・Magic Mouse などは

起動時のブートローダーで使用できなくなる場合があります。

また複数の OS で使えるようにする設定も面倒になります。

可能であれば USB 接続のキーボード・マウスをご用意下さい。


macOS(OS X) に近い操作性の Linux

いくつか macOS(OS X) に近い表示にしている Linux が存在します。

  • Ubuntu MATE - MATE Tweak を用いて近いレイアウトに変更できます。
  • Xfce - デフォルトのパネルを選択する事で、近いレイアウト表示になります。
    (Xubuntu を除きます)
  • elementary OS - Dock など、近いレイアウトになっています。

Ubuntu の Unity は 16.04 LTS よりランチャーを下にも表示できます。

これにより、macOS(OS X) の初期状態に近い動作性にできます。

他のデスクトップ環境でも拡張機能を用いて

macOS(OS X) に近い表示にする事が可能な場合があります。


Apple File System (APFS)

macOS 10.12 Sierra より HFS+ に変わって Apple File System (APFS) を採用します。

現在のところ Linux ファイルシステムでは APFS を完全サポートしていません。

Mac に macOS Sierra を導入し、マルチブートにしたい場合は注意を要します。