Window Maker

 

ウインドウメーカー


Vine Linux 2.6r4。Vine Linux は当初 Window Maker を採用していた
Vine Linux 2.6r4。Vine Linux は当初 Window Maker を採用していた

Window Maker

 

Window Maker に触れていた経験のある人は
おそらく Linux のデスクトップを長く利用している人だろう。

 

元々は NeXTSTEP 搭載ウインドウマネージャーのクーロン。

NextSTEP で画像検索してみると、いかにそっくりかが分かるだろう。

 

NeXTSTEP | Google 画像検索

 

左右の表示は Dock と呼ばれる。

NeXT は後に Apple が買収、

そして作られたのが Mac OS X(現在の OS X)となる。

OS X でも Dock が存在するが、ここから引き継がれている事がわかる。

 

Vine Linux では 2.6r4 まで標準採用されていて、

GNOME 2 が標準になるまでは Window Maker を使用している人が多かったようだ。
Vine Linux 2 では GNOME 1(や KDE 3)を使用できたが、動作が重く、

快適に利用できる Window Maker への支持が多かったらしい。

ハードの性能が上がり、GNOME 2 などが快適に使えるようになると共に

Window Maker を使用する人は減ってきているようだ。

 

現在の Vine Linux でも Window Maker を使用する事ができる。sudo apt install WindowMaker
現在の Vine Linux でも Window Maker を使用する事ができる。sudo apt install WindowMaker

 

現在でも Windows Maker はパッケージとして残されている

Linux ディストリビューションがある。

Windows Maker を久々に起動して懐かしむのも良いが、

横に表示される Dock など、軽量でありながら

ワイド画面には適したデスクトップレイアウトになっている。

Window Maker を今まともに使ってみるのもあえて良いのかもしれない。

 

Window Maker Live。ライブ環境も存在する。apt でインストールすると日本語使用可能
Window Maker Live。ライブ環境も存在する。apt でインストールすると日本語使用可能

メニューの表示

何もないところで右クリックするとメニューが表示される。

これはウインドウマネージャーでは基本操作なので、

軽量志向で扱う人は覚えておきたい。 

ウインドウが最大化されてもメニューを表示できるよう、

空白が存在するのが普通。

 

終了メニューはメニュー内の Sessions となる。メニュー一番下。

 

表示したメニューを消したい時は
メニューのタイトルバーをクリックすると × マークが表示される。


Dock の操作

今となっては他のデスクトップと異なる操作性なので、ここでまとめる。

 

右 Dock からの起動は ダブルクリック。または 右クリック - 起動 でも良い。

 

通常起動しているアイコンは下に左から並んで表示される。
(このアイコンの表示位置と大きさは Window Maker Preferences で変更可能)

このアイコンを右の Dock に追加したい場合は単にドラック&ドロップで移動すれば良い。

 

場所を変えたい場合はドラック&ドロップで移動する。

 

Dock から削除したい場合はそのアプリを起動していない状態にして

アイコンをドラッグ&ドロップで移動させて Dock から外したところで離す。

これが行えない場合は、右クリック - 設定...ロックする のチェックを外す。


背景

デスクトップに背景を使いたい場合は

~/GNUstep/Library/WindowMaker/Backgrounds/ 内に入れる。

メニュー - Appearance - Background - Images - 画像ファイル名

選択する事が可能。

 

この方法を使う代わりに Autostart でコマンド指定する事で背景を表示する事も可能。

(例えば Nitrogen)

 

コマンドによる背景指定 | Linux メモ