Trinity

(TDE)

 

トリニティ


Trinity デスクトップ環境の例。KDE 3 当時のデスクトップが現在でも使用できる。
Trinity デスクトップ環境の例。KDE 3 当時のデスクトップが現在でも使用できる。

Trinity Desktop Environment

 

KDE 3.5 から派生されたデスクトップ環境。

Trinity は 3 重、3 組、3 部分などを表す。

KDE と同じように表示する場合は TDE。

ログインのセッションは TDE になっている。

3D は使われず年数の経過した環境でも動作しつつ、新環境でも動作可能。

もちろん現在公開されている Linux に

Trinitiy をインストールして使用する事ができる。

KDE 3 を使っていた人は懐かしい環境に喜べるかもしれない。

KDE 同様に日本語言語ファイルをインストールして日本語で使用できる。

 

アプリケーション名は KDE の名称がそのまま使われている。

(ターミナル Konsole など)

しかし、そのままでは KDE とパッケージが混合するため、

パッケージ名は後ろに -trinity を付けてある。(例えば konsole-trinity)

KDE が入っていても、Trinitiy をインストールして使用する事が可能だ。

 

KDE は Qt を用いているが、Trinity は Trinity Qt(TQt)でこれを実現している。

現在 TQt は一部 Qt4 と Qt4 のライブラリを使用していて、

後に Qt5 へ移植すると思われるが、

Qt3 当時の機能との互換性の違いから TQt を維持する予定で、

Qt4・Qt5 への完全移植は行わないようだ。

 

Exe GNU/Linux。Devuan+Trinity のライブ起動できる Linux。日本語化を行い使用可能。
Exe GNU/Linux。Devuan+Trinity のライブ起動できる Linux。日本語化を行い使用可能。

 

新しいアプリも使用できるが、

そもそも KDE 3 に対応していない場合は問題が発生する事がある。

例えば入力メソッドとして Fcitx は全角/半角を押しても反応しない。

uimSCIM が良いだろう。


Ubuntu にインストールする場合

Ubuntu Trinity Repository Installation Instructions | Trinity Desktop Project Wiki

 

文中パッケージのインストールに aptitude で記載されているが、

Ubuntu には通常 aptitude はインストールされていない。

apt または apt-get に置き換えて実行しよう。

 

KDE 同様、日本語言語ファイルを別途インストールする必要がある。

 

$ sudo apt install tde-18n-ja-trinity

 

なお、Kubuntu とその派生にインストールしても

KDE4・Plasma 5 に影響なく使用できる。

上の項目にあるとおり、入力メソッドは Fcitx では機能しない事に注意。


Exe GNU/Linux

Exe GNU/Linux - Linux メモ

 

Devuan ベースの Linux。

Debian 系で使いたいならこれを 1 パーティションにインストールしても良いだろう。


KDE 3 と Trinity

Trinity は KDE 3 の派生という事で、

およそ 10 年前に記載されていた KDE 3 のバグ報告などもヒントになる事がある。

~/.kde は ~/.trinity に置き換えるなど、少しの修正で Trinity に有効だ。

 

KDE 3 を採用していた Lindows OS(後の Lispire) Vine Linux も実は KDE 対応が長い
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