UTC と ローカルタイム

Linux ではパソコンのハードクロックとして UTC で扱う Linux と

ローカルタイム(local)で扱う Linux があります。

Linux は UTC が多いですが、Windows は local です。


UTC と ローカルタイム の変更

インストールした後に変更したい場合は次のところです。


openSUSE

YaST に設定があります。(CLI からは root 権限で yast)

YaST を起動した後、左項目 システム - 右項目 日付と時刻 を選択し、

「ハードウェアの時刻を UTC に設定する」を変更します。

 

Salix

システム - システム時計 を起動します。

「ハードウェアの時計は、Coordinated Universal Time (UTC) にセットされています。」

が有効の場合は UTC です。

 

Ubuntu・フレーバー・非公式派生 〜15.10

/etc/default/rcS に設定があります。

  • UTC=yes → UTC で管理します。
  • UTC=no → ローカルタイムで管理します。 

Ubuntu・フレーバー・非公式派生 16.04 LTS〜

timedatectl コマンドで設定・確認を行います。

sudo timedatectl | grep local で現在の状態を表示します。

  • sudo timedatectl set-local-rtc 0 → UTC で管理します。
  • sudo timedatectl set-local-rtc 1 → ローカルタイムで管理します。 

Plop Linux・Vine Linux

/etc/sysconfig/clock に設定があります。

  • UTC=true → UTC で管理します。
  • UTC=false → ローカルタイムで管理します。

その他 多くの場合

/etc/adjtime 一番下の行で変更できます。

  • UTC → UTC で管理します。
  • LOCAL → ローカルタイムで管理します。

ただし一部の Linux ではこれを使用していない場合があります。


Windows でシステムクロックを UTC に設定する

regedit を起動します。

次の項目を追加し、DWORD の値として 1 を入れます。

 

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation\RealTimeIsUniversal

 

.reg ファイルをダウンロードし、

これをクリックして設定を反映する事も可能です。

 

utc.reg


一部の OS で 9 時間ずれる場合

デュアルブートしている場合、上記を行っても 9 時間ずれている場合は

パソコンの時計(ハードウェアクロック)がずれています。
BIOS で見た場合、ローカルタイムであれば時間どおり、

UTC であれば「日本時間から 9 時間ずれた状態で正常」となります。

修正対象はその前に起動していた OS になるでしょう。

 

とりあえず date で正しい時間になっている事、JST である事を確認します。

 

$ date

 

hwclock でシステムの時間をハードウェアクロックに反映します。
この際にこの時間が UTC・ローカルタイム である事を明示します。

 

$ sudo hwclock --systohc --utc --debug (UTC)

$ sudo hwclock --systohc --localtime --debug (ローカルタイム)

 

これで改善されているか、別の OS を起動して確認して下さい。