Mozc

google/mozc | GitHub

Google 日本語入力がオープンソースになりました | Google Japan Blog

 

読みは「もずく」。2010 年公開。

Google 日本語入力 をオープンソース化した日本語入力システム(IME)です。

固有名詞以外の辞書は Google 日本語入力 とほぼ同一になっていて、

変換を行わなくても入力中に候補が出てくるなど、

利便性から現在日本ユーザーから支持を集めています。

Google 日本語入力 を Windows・macOS で使用している場合は

Linux で Mozc を使うのが無難でしょう。


インストール

Debian

Fcitx・IBus・uim が使用できます。wheezy は SCIM も使用できます。

uim-mozc は標準でインストールされ、task-japanese-desktop の依存で含まれます。

 

$ sudo apt install ibus-mozc

$ im-config -n ibus

 

$ sudo apt install fcitx-mozc

$ im-config -n fcitx

 

Fcitx

標準で採用されている IBus で使用できます。

 

$ sudo yum install ibus-mozc

 

Slackware (派生を含む)

Fcitx で使用できます。SlackBuilds.org からのビルドが必要です。

ここでは sbopkg を含んだ例です。cmake はすでに入っている場合があります。

 

# slackpkg install cmake または # slapt-get -i cmake
# sbopkg -i ninja
# sbopkg -i zinnia
# sbopkg -i fcitx
# sbopkg -i fcitx-configtool
# sbopkg -i fcitx-mozc ←特にビルド時間を要します

 

~/.xprofile に次の文を含めます。SCIM などを使用していた場合は変更して下さい。

 

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=FCITX

 

Ubuntu

IBus と Fcitx で Mozc が使用できます。

Ubuntu 15.10 より fcitx-mozc が標準です。(Ubuntu GNOME を除く)

 

$ sudo apt install ibus-mozc

$ im-config -n ibus

 

$ sudo apt install fcitx-mozc

$ im-config -n fcitx

Vine Linux

Vine Linux 6 は ibus-mozc が標準です。

Vine Linux 7 は fcitx-mozc が標準となる予定です。


root 権限では動作しない

Mozc はセキュリティの考慮上、

一般ユーザーでないと動作しない仕組みになっています。

sudo を使う前提が多くなっているため、Ubuntu などは影響がありませんが、

Debian は root で使うケースがあります。

そのため、uim-mozc 以外に uim-anthy も入っています。


ibus-mozc の注意

ibus-mozc は Google からのソースコードが 2016年1月 に削除されています。

 

ibus-mozc is now in maintenance mode #194 | GitHub google/mozc

Deprecation of the iBus client code. #287 | GitHub google/mozc

 

独自にソースコードを残してメンテナンスを継続する傾向がありますが、

今後新たに公開される Linux では ibus-mozc が使用できない可能性があります。